SEOガイド

見出しタグ(H1〜H6)の正しい使い方

SEOとアクセシビリティの両方に効く見出し構造の作り方を解説。正しい階層ルール・よくある失敗パターン・良い例と悪い例をわかりやすくまとめました。

5分で読める2026-04-25

見出しタグとは?

見出しタグ(H1〜H6)は、Webページのコンテンツに階層構造を持たせるためのHTMLタグです。H1が最も重要な大見出し、H2がセクション見出し、H3がサブセクション、というように重要度の順に使い分けます。

検索エンジンは見出しタグを使ってページの内容とトピック構造を理解します。また、スクリーンリーダーは見出しを手がかりにページ内を移動するため、アクセシビリティにも直結します。

/* HTML見出しタグの一覧 */

<h1>ページの主題(1ページに1つ)</h1>
<h2>セクション見出し</h2>
<h3>サブセクション見出し</h3>
<h4>詳細トピック</h4>
<h5>補足トピック</h5>
<h6>最も細かい区分</h6>

なぜ見出し構造が重要なのか?

見出し構造を正しく設定することは、検索エンジン・ユーザー・アクセシビリティの3つの観点で重要です。Googleは見出しタグからコンテンツの主題と論理構造を理解し、適切な検索クエリに対してページを表示します。

80%

見出しを手がかりにページを斜め読みするユーザーの割合

+47%

適切な見出し構造があるページのSEOスコア向上率

H1〜H3

SEOで特に重要視される見出しレベル

正しい見出し階層のルール

見出しは本の目次のように、論理的な入れ子構造を作ります。H1が本のタイトル、H2が章、H3が節、H4が項に相当します。以下に正しい構造と間違った構造を比較します。

正しい階層

H1 ページタイトル

H2 セクション1

H3 詳細1-1

H3 詳細1-2

H2 セクション2

H3 詳細2-1

H4 補足2-1-1

間違った階層

H1 ページタイトル

H4 いきなりH4 NG

H2 セクション

H1 2つ目のH1 NG

H5 H3を飛ばした NG

SEOに効く見出しの書き方

H1はページに1つだけ配置する

H2 → H3 → H4の階層順序を守る

ターゲットキーワードを自然に含める

ユーザーが読みたくなる見出しにする

長すぎず短すぎず(20〜30文字が目安)

見出しはユーザーが最初に目にする要素です。検索エンジンだけでなく、読者が「このセクションを読みたい」と思える見出しを意識しましょう。キーワードを詰め込むのではなく、内容を端的に伝えることが大切です。

よくある失敗パターン

H1タグが複数ある

1ページにH1が複数あると、検索エンジンがページの主題を判断しにくくなります。H1は1つに絞り、それ以降のセクションはH2以下を使ってください。

見出し階層の飛ばし(H2 → H4)

H3を飛ばしてH2からH4に移るなど、階層を飛ばすとスクリーンリーダーが構造を正しく伝えられません。SEOでもコンテンツの論理構造が不明確になります。

デザインのために見出しタグを使う

テキストを大きく表示するためだけにH2やH3を使うのはNGです。見出しタグはコンテンツの意味構造を示すものであり、見た目の調整はCSSで行ってください。

見出しタグが全くない

見出しなしの長文は読みにくく、検索エンジンもコンテンツ構造を理解できません。セクションごとに適切な見出しを付け、コンテンツの骨格を明確にしましょう。

良い例・悪い例(HTML構造の比較)

良い例
<h1>犬のしつけ完全ガイド</h1>
  <h2>子犬のしつけを始める時期</h2>
    <h3>生後3ヶ月からのトレーニング</h3>
    <h3>最初に覚えさせるコマンド</h3>
  <h2>成犬のしつけ直し方法</h2>
    <h3>無駄吠えの対処法</h3>
    <h3>散歩中の引っ張り癖を直す</h3>
悪い例
<h1>犬のしつけ</h1>
<h1>子犬のトレーニング</h1>     <!-- H1が2つ -->
  <h4>生後3ヶ月から</h4>        <!-- H2・H3を飛ばしている -->
<h2>成犬のしつけ</h2>
  <h5>無駄吠え対策</h5>          <!-- H3・H4を飛ばしている -->
<div style="font-size:24px">散歩のコツ</div>
                                <!-- 見出しタグ未使用 -->

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よくある質問

H1タグはページに何個置くべきですか?
H1タグはページに1個だけ設置するのが推奨です。HTML5の仕様では複数のH1が許容されていますが、SEOの観点ではGoogleもページの主題を明確にするために1ページ1つのH1を推奨しています。複数のH1があると検索エンジンがページの主題を判断しにくくなり、SEO効果が分散する可能性があります。
H1タグとtitleタグの違いは何ですか?
titleタグはブラウザのタブや検索結果に表示されるページタイトルで、HTMLの<head>内に記述します。H1タグはページ本文に表示される見出しで、<body>内に記述します。titleタグは検索結果のクリック率に直接影響し、H1タグはページ内のコンテンツ構造を伝えます。内容は同じでも異なっていても構いませんが、ページの主題が一貫していることが重要です。
見出しの階層を飛ばしてもいいですか?(例: H2の次にH4)
見出し階層の飛ばしは避けるべきです。H2の次はH3、H3の次はH4というように順序を守ってください。階層を飛ばすとスクリーンリーダーを利用するユーザーがコンテンツ構造を理解しにくくなり、アクセシビリティの問題が生じます。SEOの観点でも、Googleはコンテンツの論理構造を見出し階層から判断するため、正しい階層を維持することが重要です。
見出しタグにキーワードを入れるべきですか?
はい、見出しタグにはターゲットキーワードを自然に含めることが推奨されます。ただし、キーワードの詰め込みは逆効果です。検索エンジンはキーワードスタッフィングをスパムとみなす場合があります。ユーザーが読んで自然に感じる文章の中に、主要キーワードを1〜2回含めるのが理想的です。
見出しタグのデザイン装飾はSEOに影響しますか?
CSSによる見出しタグのデザイン装飾(フォントサイズ・色・太さの変更など)はSEOに影響しません。検索エンジンはHTMLのタグ構造を見るため、見た目のスタイルは関係ありません。ただし、デザイン目的で見出しタグを使う(例: テキストを大きく見せるためだけにH2を使う)のはNGです。見出しタグはコンテンツの構造を示すために使い、見た目の調整はCSSで行ってください。