競合キーワード調査とは、競合サイトがGoogleの検索結果でランクインしているキーワード・検索順位・推定流入数を分析する手法です。ディレベースでは、ドメインを入力するだけで競合サイトのランクインキーワードを調査できます(Basicプラン以上・月30回まで)。
「競合サイトがどんなキーワードで流入を獲得しているのか」を知ることは、SEO戦略の出発点です。しかし、多くのキーワード調査ツールは有料で、月額数千円〜数万円のコストがかかります。競合キーワード調査ツールなら、Basicプラン以上で月30回まで利用可能。この記事では、ツールの使い方から調査結果の読み方、コンテンツ戦略への活かし方までを実践的に解説します。
なぜ競合キーワード調査が必要なのか
SEO対策を始めるとき、多くの人が「自分が書きたいキーワード」からコンテンツを作ります。しかし、それでは検索需要のないキーワードに時間を浪費したり、競合が強すぎるキーワードで消耗したりするリスクがあります。
競合キーワード調査は、すでに成果を出しているサイトの「答え合わせ」ができる手法です。競合がどのキーワードで、どのくらいの流入を獲得しているかが分かれば、自社が狙うべきキーワードの優先順位を効率的に決められます。
競合KW調査で分かること
- 競合がGoogleで上位表示されているキーワードとその順位
- 各キーワードの月間検索ボリュームと推定流入数
- 自社がまだカバーしていないキーワード(コンテンツギャップ)
- 競合のコンテンツ構成とページ単位のキーワード戦略
「キーワードを調べる」は目的で使う道具が変わる
「サイトのキーワードを調べたい」という言葉には、3つの別々の目的が混ざっています。誰のサイトの、どの段階のキーワードを知りたいのかで、正しいデータの取り方が違います。
| 知りたいこと | 使う道具 | 強み | 限界 |
|---|---|---|---|
| 自分のサイトに流入しているキーワード | Google Search Console(検索パフォーマンス) | 無料。Google自身の実測値で、表示回数・クリック・平均掲載順位まで分かる | 所有確認したサイトしか見られない |
| 競合サイトがランクインしているキーワード | 競合キーワード調査(第三者のデータベース) | Search Consoleを持たない他社のサイトでも調べられる | 推定値。小規模サイトは取れる件数が少ない |
| これから狙うキーワードの検索数・関連語 | キーワード調査(サジェスト・検索ボリューム) | 需要の大きさと、実際に検索される言い回しが分かる | どのサイトが何位にいるか・流入の実績は分からない |
自分のサイトの流入キーワードはSearch Consoleで調べる
- Search Consoleで対象のプロパティを開き、左メニューの「検索パフォーマンス」を選ぶ
- 上部の「平均CTR」「平均掲載順位」もオンにし、期間を「過去28日間」などに合わせる
- 下の表の「クエリ」タブが、自分のサイトが表示された検索キーワードの一覧。表示回数の多い順に並べ替える
- 特定のページだけ見たいときは、「+新規」→「ページ」でURLを指定して絞り込む
- 表示回数がごく少ないクエリはプライバシー保護のため表に出ない。表の合計がグラフの合計より小さいのはこのため
自社サイトについては、外部ツールの推定値よりSearch Consoleの実測値が正です。見つけたキーワードを既存ページの改善に使う手順は記事リライトで検索順位を上げる方法、これから狙う語の検索数や言い回しを探すならキーワード調査ツールを使います。以下では、2つ目の「競合サイトのキーワード」を扱います。
ディレベースで競合キーワードを調べる手順
キーワード調査ツールを開く
ディレベースにログインし、ヘッダーの「キーワード調査」をクリック。タブから「競合KW」を選択します。
競合サイトのドメインを入力
調査したい競合サイトのURL(例: https://competitor.com)またはドメインを入力し「調査する」をクリック。URLを入力しても自動的にドメインが抽出されます。
結果を分析する
ランクインキーワード・検索順位・月間検索ボリューム・推定流入数が一覧で表示されます。列ヘッダーをクリックするとソートできます。
調査結果の読み方
調査結果のテーブルには5つの列があります。それぞれの意味と活用方法を解説します。
キーワード
競合サイトがGoogleの検索結果100位以内にランクインしているキーワードです。自社サイトでまだカバーしていないキーワードが見つかれば、それが「コンテンツギャップ」=新規コンテンツの候補になります。
ランクインページ
そのキーワードで実際にランクインしているページのURLパスです。競合がどのページでどのキーワードを獲得しているかが分かるため、コンテンツ構成の参考になります。
月間検索VOL.
そのキーワードがGoogleで月間何回検索されているかの推定値です。検索ボリュームが大きいほど潜在的な流入が多いですが、同時に競合も激しくなります。
推定流入
検索順位と検索ボリュームから算出された、そのキーワード経由の月間推定オーガニック流入数です。順位が高く検索ボリュームが大きいキーワードほど推定流入が多くなります。
検索順位
そのキーワードでの競合サイトの現在の検索順位です。1〜3位は特にCTR(クリック率)が高く、流入の大部分を獲得しています。
数字を読む前に知っておくこと(データの出どころ)
推定流入は「検索ボリューム×順位ごとのクリック率」の推定値
データ提供元のDataForSEOは、推定流入(etv)をクリック率と検索ボリュームの積として算出すると説明しています(DataForSEO公式ドキュメント・2026-10-08確認)。実際のクリック数ではないため、競合の売上や成果の規模を断定する材料には使わず、キーワード同士の優先順位を比べる目安として使ってください。
検索順位は自然検索の結果だけで数えた順位
表示している順位は、広告・AI Overview・動画枠などを除き、自然検索の結果の中で何番目かを数えたものです。画面上ではそれらの枠が上に並ぶため、同じ「3位」でも実際の見え方はもっと下になることがあります。
日本語は日本のGoogle、英語は米国のGoogleのデータ
日本語の画面から調べると日本の検索結果、英語の画面からは米国の検索結果を対象にします。同じドメインでも言語を切り替えると結果が変わるのはこのためです。
Basicの「上位20件」は順位の高い順の20件
表示件数の上限内では、検索順位の高いキーワードから順に取得しています。推定流入の大きい順ではないため、検索ボリュームの大きいキーワードで中位にいる語は、Proの100件で初めて見えることがあります。
データベースは週1回の更新
DataForSEOのデータは週次で更新されます(同ドキュメント)。直近数日の順位変動はまだ反映されていないことがあります。自社サイトの最新の動きは、Search Consoleで確認してください。
競合キーワードからコンテンツ戦略を立てる
コンテンツギャップを見つける
競合がランクインしていて自社がカバーしていないキーワードを特定します。特に検索ボリュームが500以上で、競合の順位が10位以下のキーワードは狙い目です。競合でさえ上位を取れていないなら、質の高いコンテンツで逆転できる可能性があります。
推定流入の大きいキーワードを優先する
検索ボリュームだけでなく、推定流入数でソートして確認しましょう。順位1位で月間検索ボリューム500のキーワードは、順位50位で月間検索ボリューム10,000のキーワードより実際の流入が多いケースがあります。
競合のコンテンツ構成を参考にする
ランクインページの列を確認し、競合がどのページ構成でキーワードを獲得しているかを分析します。1つのページで複数のキーワードを獲得している場合、そのページはトピッククラスターのピラーページとして機能している可能性があります。
ロングテールキーワードに注目する
検索ボリュームが100〜500程度の3語以上のキーワード(ロングテール)は競合が少なく、ドメインパワーが低いサイトでも上位表示しやすい傾向があります。まずはロングテールで着実に流入を積み上げ、ドメインの評価を高めていく戦略が有効です。
調査したキーワードを大量のページに展開する手法については、Programmatic SEOとは?仕組み・事例・あなたのサイトで使うべきか判断する完全ガイドもあわせてご覧ください。
競合のキーワードだけでなく、競合サイトとのSEOスコアの差分そのものを比較したい場合は、SEO競合比較ツールを使えば、自社を含む最大6サイトを構造化データ・メタタグ・コンテンツ・技術SEOの4カテゴリで同時に診断できます。
プラン別の利用上限
競合キーワード調査はBasicプラン以上でご利用いただけます。プランによって月間の調査回数と表示件数が異なります。
| プラン | 調査回数 | 表示件数 |
|---|---|---|
| Basic(2,980円/月) | 月30回 | 上位20件 |
| Pro(9,800円/月) | 月100回 | 上位100件 |
